FEARLESS CHANGEを読んだ
Fearless Change アジャイルに効く アイデアを組織に広めるための48のパターン
- 作者: Mary Lynn Manns,Linda Rising,川口恭伸,木村卓央,高江洲睦,高橋一貴,中込大祐,安井力,山口鉄平,角征典
- 出版社/メーカー: 丸善出版
- 発売日: 2014/01/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「FEARLESS CHANGE アジャイルに効く アイデアを組織に広めるための48パターン」を読み終わった。カイゼン・ジャーニーに続いて、こちらも面白かった。
本の中でも書かれているように、本書には、事例や経験談から抽出したパターンを書かれているということなので、既に経験的にやっていることが出てきたものもあれば、こういう手もあるのか、という気づきもあった。
心に残ったこと
組織というか、人に変化してもらうための気づきをあげる。 そんな劇的に人は変わらないもの。仕事で改善活動や新しいものの導入を担うと、主にマネジメントから、成果を早く出すようにプレッシャーがかかる。その中で、焦って進めて、一応、形式的にはできていることになっているけど、実態は形骸化してしまったということがあった。 高い立場の人から指示を出して、マイルストンを作ればいいと、そんな単純にはいかないので、丁寧・修正しながら進めないといけない。ただ、パターンにもあるように、影響力を持つ人とのかかわりを持ち続けていく、いうことも必要なので、そこのバランスが大事なのかもしれない。
変化を引き起こすことについての誤解
この2つ。特に、一つ目は、陥ったことがある。ついてきてくれない周りにストレスをためてしまっていた。
トップダウンの変化の特徴
変化を早く起こそうと思うと、トップダウンで進めがち。こちらも覚えがある。形骸化しやすい。
- 急速な変化
- 必要に迫られた問題だけを扱う
人々は変化させられることに抵抗する
抵抗する人々は、変化が嫌いな人たちではない。肝に銘じよう。
変化することに抵抗するのではなく、変化させられることに抵抗する。
取り入れようと思ったパターン
お互いに気軽にできて、いい気分になることが結構あることがわかったので、取り入れたいと思った。 人を相手にするんだから、ロジカルじゃなくて、人の感情に着目しないとね。 いやな気持になるんだったら、やらないよね。
何か食べながら 仕事だからまじめにしないと、と思っていたけど、とりあえず、お菓子を差し出すことはしよう
感謝を伝える あえて感謝するの気恥しいなと思っていたけど、周りの人にありがとうと言われて、いやな気はしない。
ブラウンバックミーティング あまり構えずに、話ができそう。機会見つけて試そう。
まとめ
これまでの自分の工夫をパターンに発見して、うれしくなったり、新しいパターンを試してみようと思ったり、 これを読んでいるときは、有意義な時間だった。 事例紹介がついているのも、わかりやすくていいなと思った。やはり、ストーリーに載せて、語られると頭に入ってくるし、やってみようと思う気持ちが上がる。この語り方もやってみようと思う。言いたいことをストーリーに乗せるやり方。
読み終えたらすぐにPCに向かってブログに書き始めたので、あまり間を置かずにブログを書けた。書きっぷりが固い気がするけど、徐々に慣れるようにしたい。