FEARLESS CHANGEを読んだ

Fearless Change アジャイルに効く アイデアを組織に広めるための48のパターン

Fearless Change アジャイルに効く アイデアを組織に広めるための48のパターン

 「FEARLESS CHANGE アジャイルに効く アイデアを組織に広めるための48パターン」を読み終わった。カイゼン・ジャーニーに続いて、こちらも面白かった。

本の中でも書かれているように、本書には、事例や経験談から抽出したパターンを書かれているということなので、既に経験的にやっていることが出てきたものもあれば、こういう手もあるのか、という気づきもあった。

心に残ったこと

組織というか、人に変化してもらうための気づきをあげる。 そんな劇的に人は変わらないもの。仕事で改善活動や新しいものの導入を担うと、主にマネジメントから、成果を早く出すようにプレッシャーがかかる。その中で、焦って進めて、一応、形式的にはできていることになっているけど、実態は形骸化してしまったということがあった。 高い立場の人から指示を出して、マイルストンを作ればいいと、そんな単純にはいかないので、丁寧・修正しながら進めないといけない。ただ、パターンにもあるように、影響力を持つ人とのかかわりを持ち続けていく、いうことも必要なので、そこのバランスが大事なのかもしれない。

変化を引き起こすことについての誤解

この2つ。特に、一つ目は、陥ったことがある。ついてきてくれない周りにストレスをためてしまっていた。

  • 良いアイデアであればみんなに受け入れられる
  • 新しいアイデアを紹介すれば、あとは何もしなくてよい

トップダウンの変化の特徴

変化を早く起こそうと思うと、トップダウンで進めがち。こちらも覚えがある。形骸化しやすい。

  • 急速な変化
  • 必要に迫られた問題だけを扱う

人々は変化させられることに抵抗する

抵抗する人々は、変化が嫌いな人たちではない。肝に銘じよう。

変化することに抵抗するのではなく、変化させられることに抵抗する。

取り入れようと思ったパターン

お互いに気軽にできて、いい気分になることが結構あることがわかったので、取り入れたいと思った。 人を相手にするんだから、ロジカルじゃなくて、人の感情に着目しないとね。 いやな気持になるんだったら、やらないよね。

  • 何か食べながら 仕事だからまじめにしないと、と思っていたけど、とりあえず、お菓子を差し出すことはしよう

  • 感謝を伝える あえて感謝するの気恥しいなと思っていたけど、周りの人にありがとうと言われて、いやな気はしない。

  • ブラウンバックミーティング あまり構えずに、話ができそう。機会見つけて試そう。

まとめ

これまでの自分の工夫をパターンに発見して、うれしくなったり、新しいパターンを試してみようと思ったり、 これを読んでいるときは、有意義な時間だった。 事例紹介がついているのも、わかりやすくていいなと思った。やはり、ストーリーに載せて、語られると頭に入ってくるし、やってみようと思う気持ちが上がる。この語り方もやってみようと思う。言いたいことをストーリーに乗せるやり方。

読み終えたらすぐにPCに向かってブログに書き始めたので、あまり間を置かずにブログを書けた。書きっぷりが固い気がするけど、徐々に慣れるようにしたい。